BIG3日記

BIG3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)についてのブログ ※当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

スクワットは脚を意識すればするほどドツボにハマる

以前から薄々気付いてはいたがスクワットは脚に意識を向けすぎると良くないようだ(俺の場合)。

スクワットで脚に意識を向けすぎる弊害

スクワットは全身運動

一般人からしたら「スクワットって脚の運動だろ?何言ってんだコイツ」って感じだろう。

しかしパワーリフターやトレーニーからしたらスクワットは全身運動だ。

じゃあなぜ脚に意識を向けてはいけないのかというと、重心がブレるからだ。

理想的なスクワット

(正しいか分からないが)個人的に考える理想的なスクワットは、横から見た時にバーベルが垂直に上下移動するようなスクワットだ。

つまり重心が前後にブレないスクワットのこと。

重心が前後にブレると力のロスが生じてしまう。

脚に意識を向けると重心の前後のブレが生じやすくなる

スクワットは脚の運動だからと言って脚に意識を向けすぎると、脚主導の運動になってしまう。そうなると脚の動きが硬くぎこちなくなってしまい、崩れた脚の動きに無理して上半身の動きも合わせて、、、と全身の自然な運動が損なわれてしまう。

自分の場合、

脚を意識しすぎる

股関節が硬くなりボトムで股関節がスムーズに外旋しない

体幹の前傾が大きくなってしまい重心が前に流れてしまう

といった風に前に崩れていた。

これを直そうと色々試していたが、脚に意識を向けてしまい全然フォームが改善されず苦労していた。

脚に意識を向けることで無駄に遠心性収縮で消耗する

脚に意識をするとどうしても力みが生じるし、しゃがみがスムーズにいかず時間も掛かり、遠心性収縮で消耗してしまう気がする。しかも重心がブレながらしゃがむし尚更だ。

上手くできていたときのスクワット

去年「スミスマシンか?」と思わせるようなきれいなスクワットが出来ていたことがあった。

そのときのことを思い出すと、しゃがむときは脚は意識せずバーベルが垂直に落下していくようにということだけを考え、脚はその下で邪魔にならないように柔らかく使っていたと思う。

今自重スクワットをやってみても、脚を意識せず、腰をストンと落とすようにしたり、上半身をそのままの角度で下に沈めていくようにやるとしゃがみ易い。脚に意識を向けた途端しゃがみにくくなる。

実際のトレーニングでも同様に脚に意識を向けず、体幹を安定させることと、腰を真下に落とすことに意識を向けるとかなり改善された。

たぶんデッドリフトとかベンチプレスとかにも似たようなことが起こる

おそらく他の種目でも自分にとって重要ではないポイントに過度に意識を置いてしまうと、全体の連動性が崩れてやりづらくなってしまうかもしれない。

フォームは色々とポイントがあるが、意識し過ぎるのは危険だ。

たぶん自分にとって本当に重要なポイントはそんなに多くない。

重要なキーポイントさえ押さえられていればその他は意識しなくても自然と上手くいく。それが理想的だし再現性も高くなるだろう。

実際意識するポイントが多すぎるとそれを短い時間の中で全てこなすのは現実的ではない。

だから数あるポイントの中で自分にとって重要なキーポイントは何なのかをよく考えながら練習するべきだろう。