BIG3日記

BIG3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)についてのブログ ※当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

デッドリフトは下に押し込んでから上がると上手くいった話

デッドリフトのセッティング~ファーストプルまでの流れには色々なルーティーンがある。私の場合はどれも合わなかったがようやくしっくりくる方法が見つかった。これで成功率は飛躍的に上がる予感。

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今までのセッティング~ファーストプル

デッドリフトのセッティングは様々だ。しゃがんでからグリップに行く人や、グリップを作ってから腰を下ろしていく人、クイックで素早くしゃがんで持って一気に立つ人、間が長い人短い人。本当に様々な人がいる。

私の場合、スタンスを決めたらまずしゃがんで腰を下ろしてグリップを決める。グリップを決めたら腰を前後に大きくキュッキュッと揺すり、肩甲骨を下制させる。そこまでしたらもう一度腰を後ろへ引き、腰を前に出すと同時に一気に引いていく。そんな感じでやっていた。中々決心が付かずファーストプルまでの間がかなり長くなっていたと思う。

新しく掴んだコツ

今回掴んだコツは、グリップを決めたら下にやや荷重を掛けて押し込むという方法だ。

具体的に言うと、グリップが決まったら、シャフトを床に向かって上から押し込む。そうすると腕が地面に対して垂直に立つ。そして若干肩甲骨が挙上する(基本的にデッドリフトを行うときに肩甲骨が挙上してしまうのは良くない)。

肩甲骨が挙上したらそこからはコチラの記事で話した通り、今度は首の付け根を上方の高い位置へ持っていく。これにより肩甲骨は下制する。あとは肩甲骨の下制が限界まできて止まったらそのままの流れで今度はバーベルが上がってくるといった感じだ。

イメージとしては一旦下に沈み込み、そのまま真上に上がっていく感じだ。上腕を垂直に立てて下に沈み込むことによって「これからこの軸で逆方向(上)に引いていくよ」と身体にガイドしていくということである。そして沈み込みから上がってくるまでを一連の流れで行う。

この方法には個人的にいくつかのメリットを感じている。

  1. 肩甲骨の挙上・下制の動きが捉えやすい。
  2. 腕が地面に対し垂直になり真上に引くことで力の分散(ロス)がなくなる。
  3. 一連の流れになっているため、ファーストプルまで止まらずにできる。
  4. 再現性が高い。

まああくまでも個人的にやり易いと感じた方法であるため、万人に良い方法とは限らない。

しかしこの方法を取り入れた後は毎回気持ちの良いデッドリフトができている。日によってやり易いやり辛いとかもない。毎回安定して軸の整った良いフォームでできている。