最近気づいた。
スクワットの後だとデッドリフトもベンチプレスも調子がいい。
いきなりベンチプレスやデッドリフトをやるよりスクワットの後の方がしっくりくる
1種目目にベンチやデッドだとフォームが決まりづらいことがある。
しかしスクワットを最初にやっていると大体決まりやすい。
普通に考えたらはじめにスクワットをやったら疲労の影響でやりにくいはずだが実際の体感としては逆だった。
この原因としてはスクワットがデッドリフトやベンチプレスの良い準備運動として機能しているからだろうと思われる。
スクワットの準備運動効果
担ぎ・ラックアップによる肩甲骨内転・下制
まず担いでラックアップする際が重要なポイントだ。
この際、肩甲骨は内転・下制する。無論この動きが硬いとスクワットの担ぎも上手くいかない。スクワットではこの肩甲骨内転・下制が大切になるため、アップセットとメインセットで十分に可動性が上がる。
デッドリフトでは肩甲骨の下制が重要となる。下制することで手をより下の方まで伸ばすことができるのでスタートポジションが有利になる。
ベンチプレスで肩甲骨の内転や下制が重要なのは言うまでもない。
脚の可動性と踏ん張り
今やデッドリフトでもベンチプレスでも脚が大事なのは常識だ。
デッドでは「足が地面にめり込むように」とか「脚で挙げる」とかいうし、ベンチでも「レッグドライブを使って」ということが良く聞かれる。
股関節をはじめとする下肢の柔軟性・可動性はベンチプレスではブリッジの高さに影響するし、デッドでもスタートポジションや一連の挙上動作に影響する(上手く説明できないが)。
ベンチとデッドの前に準備運動として軽めにスクワットするのがいいかもしれない
まあ普通にストレッチやらアクチベーションドリルやらフロスバンドやらやればいいじゃんともいえるのだが、めんどくさい場合はスクワットがおすすめだ。
軽めのスクワットはBIG3の準備運動として結構優秀な気がする。
ただしスクワットだけでは股関節前面やハムストリングスなど十分に対処できない部分もあるだろうから考慮すべきだが。