ホームジムとなればまず考えなければならないのが床。
今回は新築で土間を作ったため強度的には心配ない。
だが騒音や振動、家族への対策は必要だ。
土間なのに何故床を補強するのか?
土間であればそもそも強度的には問題ないだろう。
ハウスメーカー側にもあらかじめホームジムを作ることは伝えてあるし。大丈夫って言ってた。
でもやっぱり自分の家だし大事にしたい。念には念をということもある。また今回は床の補強というよりも、振動や騒音の対策として床を補強したというところがある。
振動や騒音で家族からクレームが付いたらトレーニングをやらせてもらえなくなってしまう。それは避けたい。
あとは床をできるだけ大会と同じようにカーペットにして練習したいというのもある。ワイドデッドで大会当日に滑ってしまったなんてことは避けたい。
本当はプラットフォームも買えればよいのだが、高すぎて手が出せない。
床は3層
ホームジムの床補強といえば3層構造が一般的だ。
第1層(1番下)がジョイントマット
第2層(真ん中)がコンパネや合板
第3層(1番下)がゴムマットなど
自分の場合も3層構造としたが3層(1番上)をカーペットにした。
第1層ジョイントマット
これは床に直接衝撃や振動が加わらないよう緩衝材として設置。
正直これは何を買っても問題ないかもしれない。しかし色々計算した結果ネットでこれを購入。ホームセンターとかでは意外と黒色が売ってないのと、ホームジムの床に良い具合に収まりそうだったのが決め手。
正直このジョイントマットは一番下になり目に見えないのでデザインとか性能とかあんまりこだわらなくてもいい。
ただもしも1層構造でこれだけを敷いてその上でトレーニングをしようと考えている人がいたら注意だ。滑りやすいし重いのを置いとくと跡も付く。
3層構造の一番下という意味では厚さや硬さも十分で値段も手ごろだし良いと思う。
第2層ラワン合板
第2層の板は一般的には床への衝撃の分散が主な役目。
あとはジョイントマットだけではふわふわしてトレーニングのときに安定しないので硬い板が必要になる。
注意点としてはケチって安いコンパネとかにしないことだ。強度も弱いし乾燥して反り返ってきたりする。
ここはある程度厚みのある合板を使うと良い。
今回は21㎜のやつを購入。厚みがあれば強度も強いし反り返りもない。
サイズは何種類かあるし、ホームセンターで1カット数十円ぐらいでカットしてもらえる。
あんまり大きすぎるとドアから入らないので注意だ。かといってあんまりカットし過ぎて小さくすると衝撃の分散としての機能が小さくなってしまうため注意。
色々とカットしつつジョイントマットの上を隙間なく合板で部屋を敷き詰めてやった。買いに行く前にしっかりと長さを測っていくことをおすすめする。
第3層カーペット
最近はBULLのプラットフォームなどが大会で使われていることもあるようだ。しかし地方大会ではカーペットということもまだ多いと思われる。知らんけど。
それを想定して床をカーペットにしようと思い、ホームセンターに行くと発見。
これのグレーをチョイスし、部屋の大きさに合わせてカットしてもらえばオッケー。ちょっと大きめにカットしてもらって後からハサミで切って微調整するのが失敗なく確実だ。
あとはこれを合板に張り付けるためにカーペット用のテープも購入しておくこと忘れずに。ちなみに自分の場合テープが足りず、何度か買い足している。
あとはカーペットを合板に張り付けていけば完成。デッドリフトのときに足が来るところにカーペットの切れ目がこないように注意だ。踏ん張ったときにカーペットが剥がれたら危険だ。
本当はここのカーペットをジム用のフロアマットにしても良い。ワイドデッドとかやらないならこういうのの方がいいと思う。
掛かった費用
おおよそだが
ジョイントマット:8,000円ちょい
合板:15,000円ぐらい
カーペット6,000円ぐらい
テープ:2,000円ぐらい
合計:31,000円ぐらい
おおよそだが大体これぐらいだったと思う。
使用感
合板の上は薄いカーペットのため硬い。良い意味で。柔らかいとスクワットやデッドで安定しないし。
問題はデッドで降ろしたときに他の部屋に振動とか音が響かないかどうかだ。
結果は良好。家族からもOKを貰った。
まとめ
今思うと床の補強が一番大変だった。
なぜなら先にトレーニング器具の方が届いてしまっていたからな。
どけながら敷くのは超大変だった。
次回はいよいよバーベルやラックについて書いていこうと思う。