BIG3日記

BIG3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)についてのブログ ※当ブログにはアフィリエイト広告が含まれています

ホームジム作成記3~シャフト選び~

ラックとかは色々種類が多く迷うのではじめにシャフトから決めた。

シャフトについてははじめから候補が絞られていたので直ぐに決められた。

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シャフト選びのポイント

普通の人からしたらシャフト(バーベルのバー)なんてどれも同じだと思うかもしれないがそんなことはない。

実はいくつか種類が分かれている。

目的に応じてどういうシャフトを選ぶかはかなり重要になる。

今回は自分なりの条件を挙げてみた。

オリンピックシャフト

シャフトはスタンダードシャフトとオリンピックシャフトがあり、まずはここが大きな分岐点となる。

スタンダードシャフトは簡単に言うとプレートを付けるところが細いやつ。無論プレートも穴が小さいやつを買うことになる。安価。あと短いものが多い。

一方オリンピックシャフトは端のプレート付けるとこが太いやつ。プレートは穴が大きいやつを買うことになる。高価。だいたい220㎝と長い。

つまりどっちのシャフトを選ぶかによって、どういうプレートを買うかも決まる。

あと長さの違いが重要。短いと狭い部屋の中でも使いやすいと思うかもしれないが注意。短いせいでラックに合わなかったり、ワイドグリップのベンチプレスやワイドデッドリフトができなくなったりやりずらくなったりする。

自分の場合はオリンピックシャフト一択だ。ベンチもデッドもワイドだし。ラックもオリンピックシャフト前提のものを買う予定だしスタンダードシャフトは眼中にない。

昔買ったスタンダードシャフトやプレートはあるのでそれはそのまま補助種目とかやるときに使い続ける予定。

硬さ(撓りにくさ)

オリンピックシャフトにもそれぞれ違いがある。

その一つが硬さだ。

安物はとにかく強度(耐荷重量)が弱く、撓りやすいし曲がりやすい。高重量を使用して曲がってしまったら使い物にならない。

ここは妥協せずに高くても耐荷重量が高いものを選ぶべきである。

ちなみに耐荷重量が高くても撓るものもある。これは主にクロスフィットやウェイトリフティング用だ。クイックリフトとかもやりたいという人はそういうのを選んでも良いだろう。

自分の場合は完全にBIG3をメインとして考えているため、硬く撓りにくいシャフトが良い。

一番影響するのはデッドリフトで、撓りやすいシャフトだと実力以上の重量が引けてしまう。撓りやすいシャフトで高重量を引いて調子に乗って、大会の硬いシャフトではダメでした。なんて悲しいことにはなりたくない。だからできるだけ撓らない硬いものが良い。

太さ

実はオリンピックシャフトはものによって太さが違う。

細いものは直径28㎜

太いものは直径29㎜

パワーリフティング用となると大体29㎜が一般的だ。

太い方が撓りにくい。

あとわずか1㎜でもBIG3をやり込んでいる人間からするとかなり違いを感じる。普段から29㎜の太さに慣れておきたい。

ちなみに一般的なジムにあるシャフトは28㎜の細いものが多い。

ローレットの強さ

握るザラザラになっている部分のこと。

これがものによって加工が異なる。

要は滑りやすいか滑りづらいかだ。

ローレットが強いと滑りづらく、デッドリフトで液体チョークなしでもかなりの高重量を引ける。

ベンチプレスのときも滑りづらい。

ローレットの位置

シャフトによってローレットの位置が違う。

これが曲者で、特にデッドリフトをやるときに影響する。

いつも練習のときは手幅を狭く握っていたのに、大会ではいつも握っている幅のところにローレットがない!!!?なんてことがある。ローレットがない=グリップが滑りやすく外れやすいということである。

慣れてしまえばローレットが無い部分でもグリップは外れないが、できれば普段から大会を想定して練習しておきたいところである。

理想は世界大会等でも使用されるエレイコと同じ部位にローレットがあるものだ。

耐荷重量

最低でも耐荷重量300kg以上はあってほしい。

300kgでトレーニングすることは無いと思うが...

候補

まあ色々まとめると、

  1. オリンピックシャフトであること
  2. 硬く撓りにくい
  3. 直径29㎜
  4. ローレットが強い
  5. ローレットの位置がエレイコに近い
  6. 耐荷重量300kg以上

ということだ。

まあごちゃごちゃ話したが、候補は3つだ。

エレイコパワーリフティング競技用バー

理想はこれ。

世界大会でも使われており、間違いがない。ワールドスタンダードである。耐荷重量はなんと1500kg!!!

しかし価格が高い。165,000円!!!!!

ラックとかプレートが買えなくなる!

却下!!!

BULLオリンピックシャフト

日本のパワーリフティング大会では結構使用されていると思われるシャフト。

耐荷重量も500kgと十分。

硬さもかなり硬いようだ。

国内大会対策としてかなり魅力的。

価格もエレイコに比べればややリーズナブルで約99,800円。

ROGUEオハイオパワーバー

www.mbcpower.jp

硬さとかローレットの位置とか性能はエレイコとほぼほぼ同じらしい。

しかも価格はかなり安く税込みで72,800円。そしてカッコいい。

これは買いか?

選んだのはこれ

ROGUEステンレスオハイオパワーバー

まあこうなるよね。

エレイコとほとんど同じで価格は半額ぐらい。

買わない理由がない。

ステンレスで錆びにくく耐久性が高いのも魅力的。

クイックリフトもやるなら別のやつでもいい

今回はBIG3重視でシャフトを選んだが、クイックリフトとかもやるならもっと別のやつの方がいいらしい。

詳しくはMBCパワーさんが解説しているので参考にするとよいと思う。

まとめ

シャフトはROGUEステンレスオハイオパワーバーを選択したわけだが非常に満足している。

いつか使用感等もレビューしようと思うが、最高だ。

綺麗だしカッコいいし、グリップも凄く良い。デッドリフト200kgでもチョークなしで引けている。これは一生ものだ。本当に久々にいい買い物をした。

次回はプレートについて解説していく。